1943~1964 Undercurrent

Undercurrent 日本アナログ盤唯一のDifferent Jacket「モダン・ジャズ・ライブラリー第5集」

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一通りエヴァンス作品を聴いてきましたが、間違いがあったり調査不足だったり。
ということで「補足シリーズ」開始です。

補足シリーズ第一回は名盤「Undercurrent」!


LP:YS-755-UAJ(UA)[JPN]
好み ★★★★★★★

Recorded at New York;4.24/5.14.1962

BILL EVANS,piano
JIM HALL,guitar

Produced by ALAN DOUGLAS
Recording Engineer,BILL SCHWARTAU

SIDE1
1.My Funny Valentine
2.I Hear a Rhapsody
3.Dream Gypsy

SIDE2
1.Romain
2.Skating in Central Park
3.Darn That Dream

「Undercurrent」アナログ日本盤のおさらいから。

1963年 UAS-1029J 日本コロムビア(ステレオ)
1963年 UA-1029J 日本コロムビア(モノラル)
1967年 YS-755 日本コロムビア
1971年 SR-3084 キングレコード
1976年 LAX-3112 キングレコード
1979年 GXC-3128 キングレコード
1985年 LBJ-60051 東芝EMI
以降はCDの時代。アナログは7種類でした(CD時代の再発盤は除く)。

今日は1967年YS-755 日本コロムビア盤です。

『モダン・ジャズ・ライブラリー 第5集 ビル・エヴァンス(p)とジム・ホール(g)』
監修 油井正一・児山紀芳・岩浪洋三。
ジャケットはゲートフォールドで『モダン・ジャズ・ライブラリー』シリーズ共通デザイン。「Undercurrent」のアルバム・タイトルはどこにもありません。
「Undercurrent」日本盤は色々ありますが、”水中に浮かぶ女性ジャケット”以外のジャケット・デザインはこの作品のみ。(海外ではDifferent Jacketが沢山ありますが)

 
 エヴァンスが参加している『モダン・ジャズ・ライブラリー』アルバムは4種類。
(1)第1集『モダン・アート/アート・ファーマー』 YS-751(1966年11月発売:ユナイト原盤):左
(2)第4集『マイルス・イン・スタンダード』 YS-754(1967年2月発売:CBS原盤):右
(3)第5集『ビル・エヴァンスとジム・ホール』 YS-755(1967年3月発売:ユナイト原盤):中央下
(4) 第11集『ビル・エヴァンス/ヴァイアード・ブルース』YS-891(1967年11月発売:エピック原盤):中央上
第4集はエヴァンス関連2曲、「On Green Dolphin Street」「Stella By Starlight」『1958 Miles』でした。
第11集は『The Dave Pike Quartet/Pike's Peak』

当時日本コロムビアが販権を持っていた作品から名盤をセレクト、ほぼ毎月1枚ずつ販売。1968年『第18集ケニー・ドーハム/モンクス・ムード』まで確認できましたが以降も続いたのか不明です。

でも、1967年資本自由化に伴って1968年に米国:CBS COLUMBIA 50% 日本:ソニー 50%出資による「CBSソニー」設立、これにより日本コロムビアは洋楽の販権を失っています。
よって「Undercurrent」も1967年YS-755が最後の日本コロムビア盤となったのでした。


Side1 UA-358.329 〄 1-A-1 ⑭
Side2 UA-358.330 〄 1-A-1

さて、ひっさしぶりの「Undercurrent」です。
STEREOでした。エヴァンス右、ホール中央やや左

あれえ、こんなにNarrowな音質だったけ? 音に迫力がありません。ピアノに布をかぶせて録音したみたい。

演奏の熱量は凄い! 「My Funny Valentine」はやっぱり名演!
憂いのあるワルツ「Dream Gypsy」実は好きなんです。

映画『拳銃の報酬(Odds Against Tomorrow)』の挿入歌「Skating in Central Park」も良い。冬のスケート場の凛と引き締まった空気を感じます。

「ラファロを失い失意のエヴァンス」もやっぱりプロ。ピアノに向かえば全力で作品を仕上げる。

 

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