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音楽が身近にある風景

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エヴァンス日記も『You Must Believe In Spring』まできたのでBest Album紹介で最終回としたのですが、その後のCovit19で世の中の状況は一変してしまいました。
非常事態宣言期間中はレコード店も休業、ライブハウスも営業停止で大変な状況でした。
なかでもJazz Musicianの方々は演奏の場がなくなり、大変なご苦労をされています。
ようやく一部活動再開となりましたが早く収束することを願うばかりです。

6月12日金曜日、横浜Dolphyで板橋文夫さん梅津和時さんのライブに参戦しました。人気者のお二人なので普段なら80人以上入るライブスポットに15人!
それでも「満員御礼」!この状況は異常です!

板橋文夫
こちらをご覧ください。
この日のライブでは板橋定番「渡良瀬」もよかったですが、1985年作品『レッド・アップル』からの「メモリーズ・オブ・ユー」には感激しました!そういえば『レッド・アップル』は板橋・梅津の共演作だったですね。

梅津和時
サックス、クラリネット奏者
1949年10月17日宮城県生まれ。
70年代前半渡米、ニューヨークのロフトシーンで活動後1977年生活向上委員会大管弦楽団結成。
1981年ドクトル梅津バンド(D.U.B.)での海外での演奏活動と並行して、忌野清志郎のRCサクセションのメンバー(Blue Day Horns)としても活躍。
以後、DIVA、 シャクシャイン、ベツニ・ナンモ・クレズマー、NAZO、新大久保ジェントルメン、HOBOサックスカルテット等次々と結成。
イアン・デューリー&ブロックヘッズの英国ツアー参加、来日したティナ・ターナーやB.B.KIngとの共演も果たす。
現在はKIKI BAND、こまっちゃクレズマが主なリーダーバンドであり、KIKI BANDでは海外のフェスティバル・ツアーも行っている。
映像関連では、若松孝二「我に撃つ用意あり」他の映画音楽、NHK BSドラマ『嫌な女』では劇伴音楽を担当。
『Kyoto mon Amour』(2016年/Eric Schaefer)は、2017年フランスでベスト・ワールドジャズアルバム賞受賞。

お二人は活動自粛解禁後初めてのライブとのことで演奏にも力が入りすごく楽しい夜でした。
「自宅で毎日1人で練習していたけどお客の前で演奏するのは楽しい!」
「自宅のピアノではこんなに力いっぱい演奏できないぞ」
「久しぶりに汗をかいた!」

梅津さんが最後に言っていました。
「今までずっと音楽をやってきたけど、今日、何のために演奏するのかが判った!」
こっちもなんで音楽を聴き続けてきたのか、判ったぞ!

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