1973~1980 Together Again

Together Again 日本盤でベネットとの再演を堪能する

投稿日:2019年5月2日 更新日:


LP:UPX-112-VE(IMPROV)[JPN]
好み ★★★★★★★

Recorded at Columbia Studios,San Francisci,California;September 27-30.1976

Tony Bennett,vocal
Bill Evans,piano
Rerecording engineer:Don Cody
Produced by Helen Keane

SIDE1
1.The Bad and The Beautiful
2.Lucky To Be Me
3.Make Someone Happy
4.You're Nearer
5.A Child Is Born

SIDE2
1.The Two Lonely People
2.You Don't Know What Love Is
3.Maybe September
4.Lonely Girl
5.You Must Believe In Spring

トニー・ベネットと再度共演。
前作はエヴァンスが所属するFantasy Recordsからのリリースでしたが、
今回の作品はベネットのImprov Recordsから。

1975年『The Tony Bennett/Bill Evans Album』から1976年『Together Again』までの1年間を振り返る。

1975年
6月 『The Tony Bennett/Bill Evans Album』収録
7月 Montreux Jazz Festival出演 『Montreux Ⅲ』収録」
9月13日 Evan Evans誕生!
9月 Monterey Jazz Festival(in California)出演
12月 『Alone(Again)』収録

1976年
1月 3度目の来日(11公演)
5月 『Quintessence』収録
6月 Newport Jazz Festivalに出演し Tony BennettとBill Evansが再び共演
9月 『Together Again』収録
ご子息 Evanも誕生し、エヴァンスにとって充実した期間でした。

それではいつものように日本盤を整理。
1979年 UXP-112VE テイチク
1981年 ULS-1679-VE テイチク
2種類ありました。

今回は1979年盤。

「The Bad and The Beautiful」オープニングはエヴァンスのピアノ・ソロから。いいですねえ。『作品』を意識した作り。Fantasyとの違い。
「Lucky To Be Me」ここからベネット登場。落ち着いたなかでもエヴァンスのノリがいつもと違う!
「Make Someone Happy」ベネットに硬さがなく、のびやか。そこが前作と違う。
「You're Nearer」エヴァンスの演奏は単なる歌伴ではありません。間奏はしっかりエヴァンス節。
「A Child Is Born」バラードが心にしみる。エヴァンスに待望の子供が誕生。
「The Two Lonely People」これはエヴァンスの愛奏曲。1971年『The Bill Evans Album』以来、ライヴでの定番。ハーモニーが美しい。
「You Don't Know What Love Is」転調が多く、メロディも複雑なのに軽々と歌うベネットのテクニックが凄い。
「Maybe September」ピアノがノンテンポで雄大に語る。ベネット”オーケストラと共演しているようだ”
「Lonely Girl」ジャズというよりポップスに寄る。このあたりまでクラシカルなエヴァンスの世界。懐が深い。
「You Must Believe In Spring」最後にこれ!ミッシェル・ルグランのミュージカル『ロシュフォールの恋人たち』から。エヴァンス初演。冷静に聴けません!

ここまで練りに練った選曲、アレンジ。素晴らしい!
ベネットとのデュエットならば、Fantasyより、絶対こちら!

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