1973~1980 Since We Met

Since We Met 賃貸業使用禁止の1982年日本盤

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シンス・ウィ・メット
LP:VIJ-4014 (FANTSY)[JPN]
好み ★★★★★★★★

Recorded at the Village Vanguard,New.York.City,;1.11 and 12.1974

Bill Evans,piano
Eddie Gomez,bass
Marty Morell,drums
Rerecording andremix engineer:Michael De Lugg
Masterd by David Turner
Produced by Helen Keane and Orrin Keepnews

SIDE1
1.Since We Met
2.Midnight Mood
3.See-Saw

SIDE2
1.Sareen Jurer
2.Time Remembered
3.Turn Out The Stars
4.But Beautiful

エヴァンス没後の1982年に再発された日本盤VIJ-4014
1976年盤SMJ-6133との違いを徹底的に分析する!

ジャケット:
表は型番表記以外は同じ。
裏の下段に違いがありました。
1976年盤
ⓀVICTOR MUSICAL INDUSTRIES.INC Ⓟ76
1982年盤
MANUFACTURED AND DISTRIBUTED BY VICTOR MUSICAL INDUSTRIES.INC.TOKYO.JAPAN
このレコードを賃貸業に使用することを禁じます また無断でテープその他に録音することは法律で禁じられています。

その昔、巷にはレコードレンタル屋さんがたくさんありました。
1980年 東京都三鷹市でLPレコードをレンタルするサービスを当時立教大学の学生であった大浦清一が開始。屋号は「黎紅堂」(れいこうどう)。

UNIONで100円で拾ってきたレンタル落ち「Phill Collins / No Jacket Required」
ジャケットにシール

レコード・レーベルにハンコ。

ジャケットはボロボロでしたがレコードは意外に綺麗でした。

ほとんどの客が借りたレコードをカセットテープに録音しており、一般のレコード店の売り上げが2割から3割減少。
1981年 レコード会社13社と日本レコード協会が、レンタルレコード店大手4社に対して著作権侵害だとして、貸出差止を求める民事訴訟を起こす。
1984年5月 日本レコードレンタル商業組合と日本音楽著作権協会の話し合いと国会での審議により貸与権が設定され、権利者の許諾を受けたレンタルレコードが「合法化」される。日本レコードレンタル商業組合は日本音楽著作権協会に著作権使用料を支払っていくことになった。

1982年当時はレンタルレコード店とレコード会社が争っていた時期なのでした。

ということでエヴァンスに戻ろう。
レコードレーベル(Side1):

1976年盤 型番表記 SMJ-6133 (SFAN-6004) (F-9501-A)
1982年盤 型番表記 VIJ-4014 (FAN-4014) (F-9501-A)
1982年盤は見本盤でした。
SMJ-6133・VIJ-4014は日本盤の型番、F-9501はFantasyオリジナル型番です。
SFAN-6004・FAN-4014は? 判りません。

RUN-OFFの刻印:
1976年盤
Side1 〄Ⓑ F 9➃501A 111
Side2 F 9501B 111
1982年盤
Side1 〄Ⓑ F-9501A 111+ T L V
Side2 F-9501B 141+
刻印が微妙に違っていて、ラッカーを切り直しているようです。

音質:
これがいちばん重要!
1976年盤 ピアノの余韻が伸びる。ベースが唸る。ドラムが目の前で響く。
1982年盤 1976年盤とほとんど差がありませんでした。

エヴァンスはやっぱりピアノ・トリオ。
電子ピアノも嫌いではありませんが、アコースティックが好み。
エヴァンスは自分のアルバムには細心の注意を払って選曲・演奏の選別・発売の時期の見極めをしてきました。
ライブを収めた音源はブートを含めると膨大ですが、「作品」まで磨き上げたライブ収録盤はやっぱりオフィシャル盤。
「Since We Met」も素晴らしい選曲と曲順で心に迫ります。
聴いてもらうための演奏!
計算されたオフィシャル盤だからこそ、好き!

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