LP:MW-2004(Riverside)[JPN]
好み ★★★★★★★★★★
Recorded Live at The Village Vanguard;New York;6.25.1961
BILL EVANS,piano
SCOTT LaFARO,bass
PAUL MOTIAN,drums
Produced by ORRIN KEEPNEWS
Recording Engineer,DAVE JONES
Mastered by PLAZA SOUND STUDIOS
SIDE 1
1.My Foolish Heart
2.Waltz For Debby
3.Detour Ahead
SIDE 2
1.My Romance
2.Some Other Time
3.Milestones
「Waltz For Debby」のレコード・ジャケットといえば女性のシルエットで有名ですが、
かつて日本では”頭を垂れたエヴァンス「ホワイト・アルバム」”が発売になっていました。
いわゆるデフジャケです。
型番MW-2004
で、
このMW-2004は2種類あるのです!
日本グラモフォン盤とポリドール盤!
最初は1970年に発売された日本グラモフォン盤。
続いてポリドール盤。
なんじゃい、同じじゃん。
いえいえ、外周にある表記が違っているのです。判りますか?
日本グラモフォンは1971年11月に『ポリドール株式会社』(Polydor K.K.)に社名変更。
”エヴァンス「ホワイト・アルバム」”は型番を変えずにポリドールの名前で再発したのでした。
よって、グラモフォン盤のほうが先発なのでスタンパーが若いはず。
Matrix / Runout
日本グラモフォン盤 MW-2004A A-1-2 / MW-2004B A-1-7
ポリドール盤 MW-2004A A-1-9 / MW-2004B A-1-15
音質にも差がでるのか。
・・・判りません。差はないようです。
じゃあ、1962年SR-7015ペラジャケ日本初登場盤と比べてどうなの?
1970年NM-2004日本グラモフォン盤、1971年NM-2004ポリドール盤ともに
なーんか霞がかかっちゃったみたいな音で、鮮度が落ちています。
初登場ペラジャケ日本盤の勝利! やっぱり若さには勝てないのね。