1943~1964 エヴァンス作品

Portrait in Jazz リヴァーサイド・オリジナル・レコーディング・シリーズで聴こう

投稿日:2018年2月18日 更新日:

ポートレイト・イン・ジャズ+1
LP:SMJ-6144(RIVERSIDE)[JPN]
好み ★★★★★

Recorded at NYC;12.28.1959

BILL EVANS,piano
SCOTT LaFARO,base
PAUL MOTIAN,drums

Produced by ORRIN KEEPNEWS
Engineer,JACK HIGGINS
Msatering,JACK MATTHEWS

SIDE1
1.Come Rain or Come Shine
2.Autumn Leaves (stereo)
3.Autumn Leaves (mono)
4.Witchcraft
5.When I Fall in Love
6.Peri's Scope

SIDE2
1.What Is This Thing Called Love?
2.Spring Is Here
3.Some Day My Prince Will Come
4.Blue in Green

さあ、「First Trio」を聴こう!
Evans中央、Lafaro左 Motian中央やや左。
「Come Rain or Come Shine」それまでのベースとは段違い。ラファロのベースはよく唄う。これは楽しい!
「Autumn Leaves」この曲の主役はエヴァンス。甘さ控えめ、スピードに乗って演奏。その先に見える風景は全く新しい。
続けてモノラル・ヴァージョン。こちらはラファロの輪郭がくっきり。モチアンがトリオの推進役。2つのヴァージョン共に名演。
「Witchcraft」エヴァンスのフレーズってブチブチ切れる。この曲も滑らかには進みません。
「When I Fall in Love」一転、スローな曲。誤解している人沢山いますが、実はエヴァンスのピアノって「痛い」
「Peri's Scope」やっぱり推進役はモチアン。軽やかな曲だけどドラムが小さなアクセント。
「What Is This Thing Called Love?」ピアノに過度な緊張感。ベース・ソロ、ドラム・ソロに非凡さを感じる。
「Spring Is Here」エヴァンスらしいリリカルな曲。
「Some Day My Prince Will Come」ディズニーの曲。エヴァンスはこうした愛らしい曲も得意。ラファロも素晴らしい。フレーズを細かく見ると饒舌でピンポイントを外しているのに、演奏の全体を見渡すと見事に曲調にマッチしています。ホント、ラファロは凄い。
「Blue in Green」最後は落ち着いた雰囲気。この曲を聴くとマイルス・デイビスの超名盤「カインド・オブ・ブルー」はエヴァンス貢献度が大だったことが判ります。

さて、今回の型番SMJ-6144は1976年発売。
オリン・キープニューズ再プロデュースによるマイルストーン盤がもとになっています。

1967年、米ABCが「リバーサイド」をオルフェウムから取得。オリン・キープニューズの手を離れる。オリン・キープニューズは「マイルストーン」レーベルを設立。
1972年、「マイルストーン」は「ファンタジー」に移籍、「リヴァーサイド」の権利を買い戻す。
1974年、「ファンタジー」と契約したビクター音楽産業が「マイルストーン・レーベル」「リヴァーサイド・オリジナル・レコーディング・シリーズ」として国内盤発売。

でも、ここでひとつ「謎」が・・・

この「リヴァーサイド・オリジナル・レコーディング・シリーズ」は作品によってレコード盤のレーベル(ラベル)が違うようなんです。

今回の『Portrait in Jazz』

リム(レーベル面の外周)に「MANUFACTURED BY VICTOR MUSICAL INDUSTRIES,INC.FROM A MASTER RECORDING OWNED BY LOCELE RECORD COMPANY」
なんだ?「LOCELE RECORD」って?

以前聴いた『Everybody Digs』

リム「MANUFACTURED BY VICTOR MUSICAL INDUSTRIES,INC.FROM A MASTER RECORDING OWNED BY MILESTONE RECORDS,INC.U.S.A」
そうですよね、史実に基づけば「MILESTONE RECORDS」です。
不思議だ・・・

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