1943~1964 エヴァンス作品

Trio 64 日本グラモフォンのペラジャケ日本盤

投稿日:2018年5月13日 更新日:

トリオ’64
LP:SMV-1002 (VERVE)[JPN]
好み ★★★★★

Recorded at New York;12.18.1963

BILL EVANS,piano
GARY PEACOCK,bass
PAUL MOTIAN,drums

Produced by Creed Taylor
Recording Engineer,Bob Simpson
Director of Engineering,Val Valentin

SIDE1
1.Little Lulu
2.A Sleeping Bee
3.Always
4.Santa Claus is Coming to Town

SIDE2
1.I'll See You Again
2.For Heaven's Sake
3.Dancing in the Dark
4.Everything Happens to Me

最初はペラジャケ日本盤です。日本グラモフォンから発売。

いつものようにアナログ日本盤を整理。
SMV-1002 日本グラモフォン [1965年]
MV-2058 ポリドール [1973年]
23MJ-3033 ポリドール [1981年]
20MJ-0082 ポリドール [1986年]

4種類の「トリオ '64」がありました。

このアルバムの1曲目は「Little Lulu」、アメリカのテレビ漫画の主題歌です。
日本でも1976年~1977年に「リトル・ルルとちっちゃい仲間」としてリメイク版が放送されました。

こういった選曲はエヴァンスらしい。気に入った曲であればスタンダードでもディズニーでもテレビ漫画でもジャズにしてしまいます。

でも4曲目の「サンタが街にやってきた」はご愛敬。ちょいとやりすぎ。

また今回のトリオは臨時編成。ベースがゲイリー・ピーコックさん。ドラムはファースト・トリオのモチアンさん。

エヴァンス中央、ピーコック左、モチアン右。
音の分離が良く、左右に大きく開く。ヌケも良くてこれは楽しめる。

「Little Lulu」エヴァンスが真面目に漫画の主題歌でJAZZを演奏。これは面白いです。米国人なら思わず笑ってしまうはず。ピーコックのベースも繊細だけど機知に富んでいて素敵。
「A Sleeping Bee」エヴァンス愛奏曲。ピーコックさんのアドリブ・ソロはあまりにも饒舌で、ピアノは演奏をやめてしまいドラムとベースのデュオに。
「Always」軽快なワルツ。落としどころの判りにくい曲。ちと崩しすぎかも。
「Santa Claus is Coming to Town」誰でも知っている曲。スピード感のある演奏。モチアンが煽る。エヴァンスが跳ねる。ピーコックが唸る。
「I'll See You Again」ミディアムテンポのワルツ。エヴァンスの左手のバッキングが意外と力強い。
「For Heaven's Sake」スロー・バラード。モチアンのブラシが抑えめで、良い。
「Dancing in the Dark」スタンダード。普通にジャズらしい楽しい演奏。
「Everything Happens to Me」最後もスロー・バラードのスタンダード。エヴァンスが唄う。

この作品は選曲がポップスに振れていて、万人受けを狙った感あり。
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