1973~1980 The Paris Concert Edition One

The Paris Concert edition one 実は複雑だったELEKTRA米国盤を聴く

投稿日:2020年1月29日 更新日:


LP:60164-1(ELEKTRA)[USA]
好み ★★★★★★★★★★

Recorded by Radio France at I'Espace Cardin in Paris,France on November 26 ,1979

BILL EVANS,piano
MARC JOHNSON,bass
JOE LABARBERA,drums
Produced by Helen Keane
Recording Engineer,Stew Romaine
Remix Engineer,Frank Laico

SIDE1
1.I Do It For Your Love
2.Quet Now
3.Noelle's Theme
4.My Romance

SIDE2
1.I Love You Porgy
2.Up With The Lark
3.All Mine (Minha)
4.Beautiful Love


エヴァンス没後の1983年に発売された米国盤。
リムの表示
MFG BY ELEKTRA/ASYLUM/NONSUCH RECORDS. 962 NORTH LA CIENEGA BLVD. LOS ANGELES, CALIFORNIA 90069, A DIVISION OF WARNER COMMUNICATIONS INC.
「ELEKTRA/ASYLUM/NONSUCH RECORDS」ってなに?
「A DIVISION OF WARNER COMMUNICATIONS INC.」エレクトラはワーナー系列なの?

ELEKTRAの歴史をWikiで見てみよう。
1950年 ジャック・ホルツマン(Jac Holzman)とポール・リックホールト(Paul Rickolt)によりニューヨークに設立される
1963年 サブ・レーベルであるノンサッチ・レコード(Nonsuch Records)を設立
1970年 キニー・ナショナル・サービス(Kinney National Services)により買収される
1972年 キニーはワーナー・コミュニケーションズ(Warner Communications )に社名変更
1973年 ジャック・ホルツマンが退社。アサイラム・レコード(Asylum Records)との合併により社名がエレクトラ・アサイラム(Elektra/Asylum Records)となり、デヴィッド・ゲフィン(David Geffen)が社長に就任。
2004年 同じワーナー・ミュージック・グループ内のアトランティック・レコードに吸収され、活動を休止

RUN-OFFの刻印
Side1 60164-AS-6-SHAR B-17251-AS6 SLM △2684 1-1
Side2 60164-BS-6-SHAR B-17252-BS4 SLM △2684-X 1-1

「SLM」 :Silver Elektra Musician labelを示しているようです。

今回盤のレーベルの右側の表示
FOR PROMOTION USE ONLY
60164-A
STEREO
(AR)
プロモ盤でした。

ところでDISCOGSによると 「The Paris Concert」ELEKTRA米国盤には色々バリエーションがあるようです。他には
60164-A
STEREO
(SP)
さらに
E1 60164
E1-60164-A
レーベルの溝の径が違うことからプレス工場が違うことが判ります。うーん、気になる。

この米国盤(AR)、素晴らしい音です。元々ナローなライブ録音で乾いた硬い低音が特徴ですが、日本盤に比べて米国盤は深みがある。エヴァンスの死の1年前の演奏。これほどの創造性豊かな感情の乗った演奏はそうそう聴けない。1980年死の直前の演奏でも体調悪化によって思い通りに指が動かないなかでもエヴァンスらしい感性を失わなかった。

エヴァンスの凄みはどんな時でも軸がぶれないこと。

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