1965~1972 MontreuxⅡ

MontreuxⅡ キングレコード日本初登場盤を聴く

投稿日:2019年1月13日 更新日:

モントゥルーII
LP:SR-3309 (CTI)[JPN]
好み ★★★★★

Recorded at the Casino De Montreux,Switzerland;6.19.1970

BILL EVANS,piano
EDDIE GOMEZ,bass
MARTY MORRELL,drums

Produced by Ceed Taylor
Concert recording supervised by Helen Keane
Sound Engineer,Pierre Grandjean
Rerecording Engineer,Rudy Van Gelder

SIDE1
1.Introduction
2.Very Early
3.Alfie
4.34 Skidoo

SIDE2
1.How My Heart Sings
2.Israel
3.I Hear A Rhapsody
4.Peri's Scope

さて、「VERVE日本盤を整理する」シリーズはいったん終了して、いよいよ1970年代突入です。
VERVEを離れて、CTIです。

最初に日本盤の歴史から。
1971年 SR-3309 キングレコード
1977年 GP-3104 キングレコード
1978年 LAX-3194 キングレコード
1982年 K20P-6831 キングレコード

今回はキングレコードSR-3309日本初登場盤です。

レーベルの溝は直径34mm。
RUN-OFF
Side1 SILBT3429-7
Side2 SILBT3430-11
両面とも〄の刻印を削って消しています。何でだ?

MANUFACTURED BY KING RECORDS TOKYO,JAPAN.

メンバー紹介、ゴメス君拍手が多い。人気があります。
「Very Early」ピアノ中央、ベース中央、ドラムやや右。モノラルみたいな配置。
低音が籠りますが、音に張りがある。ライブ会場らしいエネルギー放射。

「Alfie」ベースが饒舌になると低音が誇張されてピアノが一歩後ろに下がってしまう。
うーん、何とも聴きづらい。

「34 Skidoo」凄いパワーですなあ。
エヴァンス、弾き倒します。ゴメス、弾き倒します。モレル、叩き倒します。

「How My Heart Sings」テンポが早い。リヴァーサイド盤とは違う曲みたい。
でも雑な演奏ではない。

「Israel」解説の悠雅彦氏によると、これはアンコール曲。
だからかぁ、ここでの演奏はめちゃくちゃテンポが速くてノリが良い。

「I Hear A Rhapsody」ここもテンポが速いですが比較的落ち着いた演奏。

「Peri's Scope」ヴィレッジ・ヴァンガードより軽やか。
エヴァンスが気持ちよくドライブしているのが判るし、お客のノリもいいし、嬉しい!

でも、これがエヴァンス?
リヴァーサイド時代、ヴァーヴ時代に比べて演奏に”深み”よりも”力強さ”に力点が移っています。
ただ、後期に感じる”切迫感””刹那感”はまだ感じません。
意図的にテンポを上げているのが判ります。

なお、悠雅彦氏の解説によると録音は1970年6月19日ではなく20日とのことです。

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