1943~1964 エヴァンス作品

How my heart sings! まずは日本盤ペラジャケから

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ハウ・マイ・ハート・シングス+1
LP:SR-7105(RIVERSIDE)[JPN]
好み ★★★★★

Recorded at New York;5.29/6.5.1962

BILL EVANS,piano
CHUCK ISRAELS,base
PAUL MOTIAN,drums

Produced by ORRIN KEEPNEWS
Recording Engineer,BILL SCHWARTAU

Side1
1.How my heart sings!
2.I should care
3.In your own sweet way
4.Walking up

Side2
1.Summertime
2.34 skidou
3.Everything I love
4.Show-Type tune

Made and sold by FONTANA RECORDS under rights from INTERDISC S.A.
フォンタナ原盤です。レーベルは青紫で銀刷り。1964年発売のペラジャケ日本盤です。

「Moonbeams」と同日録音の姉妹盤。こちらは元気な曲も含まれます。
スイングジャーナル誌によると「How my heart sings!」のアナログ日本盤は2種類しか出ていないみたい。

[LP]SR-7105 日本ビクター [1963年]
[LP]SMJ-6218 ビクター音楽産業 [1978年]

では、聴いてみよう。

エヴァンスやや左、イスラエルやや右、モチアンやや左。
このベースが右側ってのは少々違和感。ラファロは左だったので。

音は新鮮です。適度に弾みます。解像度もまずまず。
これは楽しい。

「How my heart sings!」マイナーワルツ。イスラエル無難です。まだ試運転です。
「I should care」エヴァンスのメロディがよく唄う。
「In your own sweet way」このアルバムのハイライトかも。軽やかに長めのソロを弾き継ぐ。
「Walking up」難解なコード進行。エヴァンス自作曲には何曲か見られる学術探求タイプの曲。
「Summertime」面白いですねえ。エヴァンス流スタンダードは適度なスピード感があって、暗い。
「34 skidou」これも後々まで演奏されたエヴァンス自作の愛奏曲。
「Everything I love」エヴァンスが唄う。愛情が伝わる。
「Show-Type tune」アップテンポでピアノがコロコロ転がる楽しい曲。

メンバーが交代し、正三角形が崩れちゃって二等辺三角形になりました。
スリルが少々後退し、エヴァンスの演奏も以前現出した”革新性・精神性”が薄まりましたが、その分、聴きやすくなった。
第二期に移行したなぁと感じさせる作品。
でもエヴァンス臭たっぷりでとっても楽しめる。
女々しさなどなく、真摯に音楽を追求する一方でどこか影があり、実はとっつきにくい演奏家なのかもしれません。

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