1965~1972 Alone

Alone 豪華見開きジャケットの日本盤

投稿日:2018年8月12日 更新日:

アローン+2
LP:MV-2007(VERVE)[JPN]
好み ★★★★★★★

Recorded at Webster Hall,N.Y.C. ;September and October.1968

BILL EVANS,piano

Produced by Helen Keane
Recording Engineer,Ray Hall
Director of Engineering,Val Valentin

SIDE1
1.Here That Rainy Day
2.A Time For Love
3.Midnight Mood
4.On a Clear Day(You Can See Forever)

SIDE2
1.Never Let Me Go

いつものようにアナログ日本盤から。
1970年 MV-2007 日本グラモフォン
1977年 MV-2105 ポリドール
1981年 23MJ-3041 ポリドール
1985年 20MJ-0010 ポリドール

1970年日本グラモフォン発売の日本盤です。ザラついた肌触りの豪華見開きジャケット。内側には岩浪洋三氏の解説。
Discogs見るとダブル・ジャケットは日本盤だけみたい。米国オリジナルはシングル・ジャケット。

「Here That Rainy Day」ピアノの響きがゲルダー(Rudy Van Gelder)とは断然違う。私はレイ・ホール(Ray Hall)を支持します!これは素晴らしい!
アナログらしい暖かい音色。エヴァンスが演奏に没頭していく。2人も3人もエヴァンスはいりませぬ。1人のエヴァンスで十分、楽しい!
実は少なくとも5種類のテイクを編集しているとのこと。まったく判りません。
「A Time For Love」素晴らしい!この雄大なバラード!ピアニストでここまで表情豊かに弾ける人は、そうはいない!
「Midnight Mood」抑揚の聴いたワルツ。この曲は、後年までライブで弾き続けられました。ジョー・ザヴィヌル作曲。正規盤では1974年ヴァンガードでのライブ盤「Since We Met」でも聴ける。
「On a Clear Day(You Can See Forever)」ミュージカルの曲。右手が軽やか。エヴァンス好調。左手の中低音もずっしり。
いやはや、ここまででお腹一杯!

頑張ってB面。

「Never Let Me Go」B面は一曲のみ。14分28秒。ポップ・ナンバーを変奏曲風に弾き繋いでいく。
憂いのあるメロディが印象的。
これがジャズ???
これがジャズ!!!

この作品では構想を事前に相当練りこんだと思われます。
すべて映画音楽やミュージカル曲などのスタンダードで、過去に収録したことがない曲を選曲。ピアノ・ソロだけの単独アルバムなので親しみやすく、トリオ演奏のイメージのない曲(比較する演奏がない曲)を選んだ。

成功です!見事に術中にハマってしまいました!

私にとって「自己との対話」多重録音シリーズはこの作品の露払い。
「多重録音じゃなくてピアノ・ソロが聴きたい!」 の欲求を限りなく増幅させておいて、この作品で一気に開放してくれました。

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