1943~1964 Everybody Digs BILL EVANS

Everybody Digs Bill Evans CD移行期の最後のアナログ日本盤シリーズ

投稿日:2019年8月4日 更新日:


LP:VIJ-126(RIVERSIDE)[JPN]
好み ★★★★★★★

Recorded at NYC;12.15.1958
BILL EVANS,piano
SAM JONES,base
PHILLY JOE JONES,drums
Produced by ORRIN KEEPNEWS
Engineer,JACK HIGGINS

SIDE1
1.Minority
2.Young and Foolish
3.Lucky to Be Me
4.Night and Day
5.Epilogue

SIDE2
1.Tenderly
2.Peace Piece
3.What Is There to Say?
4.Oleo
5.Epilogue


リム(レーベルの外周)の表示
MADE IN JAPAN BY VICTOR MUSICAL INDUSTRIES,INC.FROM A MASTER RECORDING OWNED BY LOCELE RECORD COMPANY
JASRACの表示あり。

RUN-OFF(レコードの送り溝)の刻印
Side1 〄Ⓑ RLP-1129A 121 + AL Z V
Side2 RLP-1129B 141+

Black Labelです。
DISCOGSによると、
1st Stereo PressはBlack Label、型番はRLP-1129
MonoはBlue Label、型番RLP-12-291
ちなみに1st PressのLabelは「BILL GRAUER PRODUCTIONS」 Inc.が付かない。

CD移行期の最後のアナログ日本盤 VIJ-126はオリジナルのステレオ盤に準じていました。
ところで手元に盤質VG-のオリジナル・モノラル盤があります。

ちょいと比較しながら聴いてみよう。

(M)モノラル
(S)ステレオ
まずは収録時間比較。モノラルはレーベルに記載がありましたが、VIJ-126には時間表示がないので、手元のiPhoneで実測!
SIDE1
1.Minority (M)5:20 (S)5:19
2.Young and Foolish (M)5:48 (S)5:50
3.Lucky to Be Me (M)3:35 (S)3:35
4.Night and Day (M)7:12 (S)7:31
5.Epilogue (M)0:38 (S)0:37

SIDE2
1.Tenderly (M)3:27 (S)3:29
2.Peace Piece (M)6:37 (S)6:37
3.What Is There to Say? (M)4:49 (S)4:50
4.Oleo (M)4:04 (S)4:05
5.Epilogue (M)0:38 (S)0:37

どの曲もほぼ同じ長さでしたが、「Night and Day」のモノラルは20秒ほど短い。
これは冒頭のドラムソロがモノラルは短いからでした。

「Minority」は出だしからモノラルとステレオでバージョンが違います。
ステレオは手前エヴァンス、後ろにドラムス、ベースはやや右。ベースのエコーがやや深く、全体の重心を下げています。
モノラルは手前エヴァンス、後ろにドラムス、さらに下がってベース。ベースが目立たない。
若きエヴァンスは元気いっぱい。右手がコロコロよく動く。ドラムの録音が秀逸で迫力満点。
「Young and Foolish」一転スローバラード。ピアノの音数が極端に少ない。『Digs』の魅力はこの落差。
「Peace Piece」の静寂の中の情念!
「Epilogue」を両面ラストに配置し、聴き終えたあとの余韻を楽しませる!
私、RIVERSIDE4部作に次いで、この作品が好きです。

音の鮮度ではVIJ-126は劣る。おとなしい印象。
VIJ-126は所々でテープのたわみを感じます。
1958年対1984年では無理もないか。

ところでこの作品を聴くと、
VERVE『The Tony Bennett Bill Evans Album』
IMPROV『Together Again 』
に思いが飛びます。
『Digs』収録曲の3曲が重複しています。
「Young and Foolish」
「Sone Other Time(Peace Piece)」
「Lucky To Be Me」
Bennettは、エヴァンスのバラード演奏がお気に入り?
このBennettが唄う3曲も出来が良く、引き込まれます。
特に「Lucky To Be Me」
『Digs』をじっくり聴きこんで研究していたのかも知れません。

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