1973~1980 Crosscurrents

Crosscurrents 準備期間がもう少し必要だった日本盤で聴く

投稿日:2019年5月7日 更新日:


LP:SMJ-6263(FANTASY)[JPN]
好み ★★★★★

Recorded at Fantasy Studios,Berkeley,California;February 28,March 1.2,1977

Bill Evans,piano
Eddie Gomez,bass
Eliot Zigmund,drums
Lee Konitz,Alto Sax
Warne Marsh,Tener Sax
Rerecording engineer:Phil Kaffel
Mastering engineer;David Turner
Produced by Helen Keane

SIDE1
1.Eiderdown
2.Ev'ry Time We Say Goodbye
3.Pensativa

SIDE2
1.Speak Low
2.When I Fall In Love
3.Night And Day

今日は1979年日本盤。

1979年 SMJ-6263 ビクター音楽産業
1982年 VIJ-4018 ビクター音楽産業

「Eiderdown」イントロで2管が参加した途端、フツーのカルテット演奏。コニッツ&マーシュの色が濃い。ところが2管が抜けエヴァンスのトリオ演奏になると、エヴァンス臭たっぷり。再び2管のソロ廻しで曲調が変わる。コロコロ変わる色彩が面白い。
「Ev'ry Time We Say Goodbye」マーシュのテナーが唄う。でも、フツー。特にドラムが無難に叩く分だけフツーの演奏。
「Pensativa」サンバです。エヴァンス、たまーにサンバを取り上げる。途中からジャズに戻る。どうも企画が先行していて面白み半減。
「Speak Low」ジャズ・スタンダード。2管に負けじとゴメスが弾きまくる。エヴァンスのソロ、少々とっ散らかった印象。
「When I Fall In Love」これも何度も演奏したスタンダード。アルトにもう少し艶があればなあ。
「Night And Day」イントロは2管だけのデュエット。もう少しキレが欲しい。続くエヴァンス・トリオがスピード感たっぷりに引っ張るので余計にモタモタ感が残念。

トリオ以外で、売れる企画が欲しかったFantasy Recordsに対して、もう少し準備期間が欲しかった。選曲も皆が知っているものを中心に、最小限の取り決めだけで収録に入ったみたい。
結果的にバラエティに富んだ作品となりましたが、まとまりに欠けることに。
残念。
でも、エヴァンス・ゴメス・ジグモンドの実力はこんなものではない。
しばし、待て。

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