年末スペシャル2018

【年末スペシャル】2018年を振り返る[第2回]『スイングの核心』

投稿日:2018年12月24日 更新日:

【年末スペシャル】2018年を振り返る!第2回!
今回は書籍。
『スイングの核心』森山威男

正確には初版発行2017年12月17日ですが、購入できたのは今年の1月。
2018年は森山威男で始まったのでした。

森山威男 1945年1月27日生まれのジャズドラマー 東京芸術大学卒業

1967年:山下洋輔グループに参加。しかし、間もなく山下が病気で療養生活に入り、活動中断
1969年:山下の復帰により結成された山下洋輔トリオに参加。山下洋輔(p)、中村誠一(ts, ss)、森山威男(ds)
1972年:中村に代わり、坂田明(as, cl)が加入
1974年:山下トリオとして初のヨーロッパ・ツアー。メールスで1時間におよぶスタンディング・オベーションを受けるなど、各地で爆発的反響を巻き起こす
1975年:山下トリオとして2回目、3回目のヨーロッパ・ツアー。この年いっぱいで山下トリオを退団
1977年:森山威男カルテットを結成。森山威男(ds)、高橋和己(ts,ss)、板橋文夫(p)、望月英明(b)
1984年:自己のカルテットでヨーロッパ・ツアー
1985年:岐阜県可児市(夫人の出身地)に転居、演奏活動をほぼ停止
1989年:演奏活動を再開。
1994年:ドイツ、イタリアでツアーを行う
2002年:第27回南里文雄賞、第35回ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞、第56回文化庁芸術祭レコード部門優秀賞を受賞

森山威男 スイングの核心 【DVD付】
『スイングの核心』森山威男
出版元 YAMAHA MUSIC MEDIA
定価 5,000円(税抜)
好み ★★★★★★★★★★

森山威男の東京芸術大学での講義や、
東京大学教授松原隆一郎の森山威男解析を収録。
本文もさることながら、付属のDVDが凄い。森山威男が何を追っているのか、見えた!

山下洋輔トリオにおけるフリーフォームの演奏で、森山が求めたのは「スイング」!
DVDでは、森山が実演しながらスイングの核心を解析します。
2拍と3拍を組み合わせても拍数を意識させない演奏、
スネアを叩きながらも常にシンバル鳴らし続ける演奏、
そのなかで「スイング」を与える!
技術的にはこんなに高度だったんだ。
アクセントをつけて共演者の反応を待つ。
相手を理解していないと満足な反応が得られない。
だから、森山威男グループは殆ど固定したメンバー。
今でも板橋文夫と森山威男の共演は熱い。

2018年になって、やっと森山威男の本当の凄さが理解できたのでした。
この本は、日本のジャズの到達点の一つを示してくれました。

思い出すのは、
2009年7月19日日比谷野音での山下洋輔トリオ復活祭
歴代の洋輔トリオのメンバーが登場し組み合わせを変えながらフリージャズ爆発。
ああ、これは唯一無比
凄まじいエネルギー放射を浴びる。
っと、
何故か、
森山威男が登場すると空に虹が・・・

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