年末スペシャル2018

【年末スペシャル】2018年を振り返る[第4回]板橋文夫に元気を貰う

投稿日:2018年12月28日 更新日:

【年末スペシャル】2018年を振り返る!第4回!
2018年もジャズ・ピアニスト板橋文夫。

嬉しかったのは新作『FUMIO 69』が発売されたこと。
ロックあり、フリー・ジャスあり、レイ・チャールズあり。
69歳になった板橋がロックを演奏。元気いっぱい。嬉しい!

非日常(おいらにとって)のなかの日常(板橋さんにとって)を切り取った作品!
ライブ一発録り!熱気が封じ込められていて、気持ちが伝わる!

ここでは片山広明とのデュオ(死の4か月前)、
当代最高トランぺッター類家心平の演奏が聴ける。

この作品、全国のメジャー流通経路に乗っていないので
板橋さんのライブ会場や、ディスクユニオンにてお問い合わせください。

ところで、
板橋文夫ってだれ?
1949年3月8日栃木県足利市生まれ
国立音大卒業のピアニスト。若いころは渡辺貞夫グループで演奏。

1.1972年2月24日録音(板橋22歳) 渡辺貞夫『サダオ・ワタナベ』
2.1973年6月21・25日(24歳) 峰厚介『ダグリ』
3.1975年1月15日(25歳) 日野皓正『スピーク・トゥ・ロンリネス』
4.1975年4月8日(26歳) 日野皓正『ホイール・ストーン(車石)』
5.1975年4月14日(26歳) 日野皓正『ライブ・イン・コンサート』
6.1975年4月26日(26歳) 板橋文夫『ライズ・アンド・シャイン』
7.1975年9月11日(26歳) 中村誠一『アドベンチャー・イン・マイ・ドリーム』
8.1976年3月1日(26歳) 板橋文夫『濤』
9.1976年11月(27歳) 向井滋春『フェイバリット・タイム』
10.1977年3月1・2日(27歳) 森山威男『フラッシュアップ』
11.1977年6月(28歳) 初山博『スマイル』
12.1978年2月27日(28歳) 森山威男『ハッシャバイ』
13.1979年3月13・14・15日(30歳) 板橋文夫『ネイチャー』
14.1980年11月10・11・12日(31歳) 森山威男『スマイル』
15.1981年~1982年初冬(32歳~33歳) 小宅珠実『いつか』
16.1981年10月12・13日(32歳) 板橋文夫『渡良瀬』
17.1984年(35歳) 板橋文夫『インパクト』
18.1985年12月(36歳) 板橋文夫『レッド・アップル』
19.1987年10月11~20日(38歳) ホット・セッション『グランドスラム』
20.1988年3月9・10・23日(39歳) 大森明 Meets ELVIN JONES『トラスト・イン・ブルー』
21.1989年1月(39歳) FOUR SOUND『Live At The Mobs』
22.1989年4月18~20日(40歳) 板橋文夫『To-Be』
23.1989年7月3~12日(40歳) ホット・セッション『ホット・セッション』
24.1990年4月26~28日(41歳) FOUR SOUND『MA・PA』
25.1990年12月(41歳) Ray Abderson『Wishbone』
26.1990年12月28・29日(41歳) 森山威男『ライヴ・アット・ラヴリー』
27.1992年10月3日(43歳) 板橋文夫『自画像 作品1』
28.1992年11月3日(43歳) 板橋文夫『西遊記 西へ東へ』
29.1992年11月13日(43歳) 板橋文夫『MIX DYNAMITE TRIO LIVE ON STAGE』
30.1992年12月20日(43歳) 板橋文夫『月の壺』
31.1993年6月(44歳) 板橋文夫『弦打』
32.1993年6月1日(44歳) 板橋文夫『無翼鳥』
33.1994年4月23・24日(45歳) 森山威男『虹の彼方に』
34.1994年4月24日(45歳) 森山威男『マナ』
35.1995年8月23・24日(46歳) 板橋文夫『The Mix Dynamit 游』
36.1996年(47歳) 板橋文夫『Nices』
37.1997年(48歳) 板橋文夫『お月さま』
38.1998年(49歳) 板橋文夫『Utopia』
39.1998年3月4日(48歳) 板橋文夫『ノース・ウィンド』
40.1998年9月13日(49歳) 板橋文夫『005』
41.1999年7月25日(50歳) 加島祥造・板橋文夫・前田祐希『大いなる谷の歌』
42.2000年1月12日~14日(50歳) 板橋文夫『燦燦』
43.2000年11月(51歳) 板橋文夫『アフリカの風 自画像 作品2』
44.2001年(52歳) 板橋文夫『一月三舟』
45.2001年7月18日(52歳) 板橋文夫『ジャンボ! オブリガード!(ブラジル編)』
46.2001年7月24・30日(52歳) 板橋文夫『ジャンボ! オブリガード!(アフリカ編)』
47.2001年7月(52歳) 板橋文夫『ジャンボ! オブリガード!』
48.2002年2月26・27日(52歳) 片山広明『キャトル』
49.2004年(55歳) 『林栄一×板橋文夫』
50.2005年(56歳) 『林栄一×板橋文夫 Duo Vol.?』
51.2005年(56歳) 板橋文夫『板橋文夫アンソロジー WATARASE』
52.2005年6月28日(56歳) 板橋文夫『ダンシング東門』
53.2006年(57歳) ASIDMAN『プリズムの夜』
54.2007年7月27日(58歳) カルメン・マキ 板橋文夫 太田恵資『時には母のない子のように』
55.2007年5月26日(58歳) 板橋文夫『Do Something 神戸からの祈り』
56.2008年2月11・12日(58歳) 峰厚介『KOUSUKE MINE PLAYS STANDARDS』
57.2008年3月6・7日(58歳) 板橋文夫『We 11』
58.2009年7月10・19日(60歳) 板橋文夫『板橋文夫流 ジャズピアノ入門』
59.2010年(61歳) 立花泰彦『CD画集 彼方へ』
60.2011年1月1日(61歳) 板橋文夫『にわとりのいた あの頃のふるさとの家』
61.2011年3月26日(62歳) 板橋文夫『14:46 3.11 2011』
62.2011年4月11・12日(62歳) 板橋文夫FIT!『New Biginning』
63.2011年5月10日(62歳) 立花秀輝『Unlimited Standard』
64.2012年4月26日(63歳) 板橋文夫FIT!『あぁー!飯舘村!』
65.2012年(63歳) 『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』
66.2012年6月8日(63歳) 板橋文夫『わたらせ・アット・渡良瀬』
67.2014年1月2日(64歳) 森山・板橋クインテット『ストレイテッジ・ライブ・アット・新宿ピットイン』
68.2014年1月22・23日(64歳) 寺田町+板橋文夫+瀬尾高志『Dum Spiro Spero』
69.2014年(65歳) ASIDMAN『Stey in my hand』
70.2014年8月13・14日(65歳) 板橋文夫FIT!『2nd Step M・A・B・U・I』
71.2015年4月27日(66歳) 板橋文夫×李政美『DUO』
72.2015年6月21・28日(66歳) 板橋文夫『辺野古へ行く、辺野古へ行ったよ』
73.2015年6月22・23・25日(66歳) 板橋文夫FIT!+類家心平 纐纈雅代 レオナ『F・U・K・U・S・H・I・M・A』
74.2015年6月22・23・25日(66歳) 板橋文夫FIT!+類家心平 纐纈雅代 レオナ『みるくゆ』
75.2016年6月6日、7月26・27・28日(67歳) 板橋文夫FIT!+MÅRDS『アリゲーター・ダンス 2016』
76.2017年7月2・9日(68歳) 板橋文夫+結『謡文 うたぶみ』
77.2018年7月23・24・25日(69歳) 板橋文夫オーケストラ『FUMIO 69』

板橋の名作は数々ありますが、『作品』としての完成度が高いのは、2015年の「板橋文夫×李政美『DUO』」!
板橋文夫×李政美DUO
CD:HYCA-6054(HAYABUSA LANDINGS)
好み ★★★★★★★★★★

1.えんどうの花
2.ありがとういのち
3.FOR YOU
4.セノヤ‐フクシマの鬼神
5.月ぬ美しゃ
6.Summertime
7.あなたの墓のそばに
8.ハン五百年
9.渡良瀬
10.What a wonderful world

2015年4月27日
栃木県下都賀郡野木町/野木町文化会館エニスホール、
観客を入れないライブ録音。
ホールなので残響が素晴らしく、引き込まれます。

録音スタッフにピアノの調律師・斉藤雅顕さんのクレジットまであるように、
ピアノの音色やボーカルの響きを十分意識した『録音優秀盤』。

八重山民謡から韓国民謡、ジャズ・スタンダード、
李作品や、板橋名曲。
日本語、韓国語、英語とバラエティ豊か。

でも、どれも程よい緊張感が素晴らしく、
聴いていて熱くなります!

「フォー・ユー」
今回の作詞は李さん。
スローで音域が広く、歌うのが難しい曲ですが、
神々しく輝いています!
何度聴いても感動!

「渡良瀬」
あらためてこの曲が持つ強力な”磁場”に圧倒されちゃいました!
板橋のピアノがズシンとお腹に響きます!
板橋がドスンと足で踏ん張って演奏しています!
こいつは名演!

ほかの曲も表層的に流れることが全くなく、
それぞれの曲が持っている表情を、実に丁寧に表現しています。
こうした演奏とじっくり向き合うことのできるのは、幸せ!

これ、近年の板橋作品の中で、間違いなく3本の指に入る『大傑作』!

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