1973~1980 You Must Believe In Spring

You Must Believe In Spring 最初の日本盤SHM-CDは楽しめるのか

投稿日:2020年2月15日 更新日:


CD:WPCR-13176(WARNER BROS,)[JPN]
好み ★★★★★★★★★★

Recorded at Capitol Studios,Hollywood,CA,Aug.23,24,25,1977

BILL EVANS,piano
EDDIE GOMEZ,bass
ELIOT ZIGMUND,drums
Produced by Helen Keane and Tommy Lipuma
Recording and Remix Engineer,Al Schmitt
Additional Remix Engineer,Frank Laico
The Mastering Lab by Doug Sax

1.B Minor Waltz (For Ellaine)
2.You Must Believe in Spring
3.Gary's Theme
4.We Will Meet Again (For Harry)
5.The Peacocks
6.Sometime Ago
7.Theme From M-A-S-H(aka Suicide Is Painless)
8.Without A Song
9.Freddie Freeloader
10.All Of You

おまけが3曲も入った日本盤CD、Evans作品では初めてのSHM-CD(Super High Material CD)
SHM-CDとは、
従来のCD素材とは別種の液晶パネル用途のポリカーボネート樹脂を使用することにより、さらに透明性を向上させた新たな高音質CDです。

やはりおまけはいらん。「マッシュのテーマ」で終わり。エヴァンス者は「マッシュ」が終わったらブチっと止めちゃいます。

ところで日本盤CDは今までに6種類出ています。金額は税抜き。
1989年 28P2-2474 ワーナーパイオニア 2,718円
2008年 WPCR-13176 ワーナー・ミュージック・ジャパン 2,457円
2010年 WPCR-75513 ワーナー・ミュージック・ジャパン 1,714円
2011年 WPGR-10008 ワーナー・ミュージック・ジャパン 4,286円
2013年 WPCR-27301 ワーナー・ミュージック・ジャパン 952円
2017年 WPCR-29251 ワーナーミュージック・ジャパン 1,200円

今日聴いているのは2008年発売のWPCR-13176です。米国盤CDで感じた硬さがほぐれて、軟らかな響き。実は近年、ほとんどCDを聴いていません。アナログばっかり。アナログ盤には時期、国(地域)によって個性があって色々な表情を見せてくれるのでどっぷりつかってしまいました。こうしてCDをあらためて聴いてみると、スクラッチノイズのない静寂の空間に楽器の音が響くので、ちょっとした緊張感を感じます。
アナログのA面からB面にひっくり返す作業がなく、いきなり『The Peacocks』が始まるのも違和感あり。
実はこの作品、『Sometime Ago』1分57秒あたりで別のマスター・テープを繋げたようでエコーの広がりが変化します。アナログ盤ではあまり気にならないのですが、CDだと派手に目立つ。うーん、こいつはいけません。気が散る。

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