1943~1964 Explorations

Explorations マイルストン準拠のビクター日本盤

投稿日:2018年2月27日 更新日:

エクスプロレイションズ(紙ジャケット仕様)
LP:SMJ-6038(RIVERSIDE)[JPN]
好み ★★★★★

Recorded at NYC;2.2.1961

BILL EVANS,piano
SCOTT LaFARO,base
PAUL MOTIAN,drums

Produced by ORRIN KEEPNEWS
Engineer,BILL STODDARD
Msatering,JACK MATTHEWS

SIDE1
1.Israel
2.Haunted Heart
3.Beautiful Heart
4.Elsa

SIDE2
1.Nardis
2.How Deep Is The Ocean?
3.I Wish I Knew
4.Sweet and Lovely

日本ビクターから発売されたマイルストン準拠の日本盤。

オリン・キープニューズ(Orrin Keepnes)がRIVERSIDEの音源を買い戻して、米国MILESTONE RECORDSから再発。
日本ビクターも「リバーサイド・オリジナル・レコーディング・シリーズ」として1974年より順次発売。

リムにMILESTONEの記載。

ですが、このレーベル・デザインは特殊なんです。同シリーズの「New Jazz Conceptions」「Everybody Digs Bill Evans」はRIVERSIDEオリジナル・デザインの”、黒地に銀文字”で復活。なのにこの「Explorations」はMILESTONEレーベル・デザインのまま。
実は日本ビクター「リバーサイド・オリジナル・レコーディング・シリーズ」第1弾が1974年発売「Explorations」でMILESTONEレーベル・デザインを採用。以降の作品からRIVERSIDEオリジナル・デザインに変更されたのでした。

音は、どうでしょう?
左ラファロ、右エヴァンス、中央やや左スネア、やや右シンバル。
最初期ビクター・ペラジャケ盤に比べ、エッジが立ってしっかりした印象。とはいえ聴き疲れることもなく自然な陰影。奥行きが若干広がっていて、好みです!

この作品、やっぱり「Elsa」が最高の演奏。
Earl Zindarsの作品。エヴァンスとの相性抜群。夜の都会の風景が目に浮かぶ。ラファロのソロもバッキングもよく唄うし、楽しい。

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