1943~1964 At Shelly's Manne Hole,Hollywood,California

at Shelly’s Manne-Hole,Hollywood,California RS型式のORPHEUM盤

投稿日:2018年3月31日 更新日:

At Shelly's Manne [12 inch Analog]
LP:RS-9487(RIVERSIDE)[USA]
好み ★★★★★

Recorded at New York;5,14/19.1963

BILL EVANS,piano
CHUCK ISRAELS,bass
LARRY BUNKER,drums

Produced by ORRIN KEEPNEWS
Recording Engineer,unknown

Side1
1.Isn't It Romantic
2.The Boy Next Door
3.Wonder Why
4.Swedish Pastry

Side2
1.Our Love Is Here To Stay
2.'Round Midnight
3.Stella By Starlight
4.Blues In ""F""

RIVERSIDE最終作。
既にVERVEからも作品を出していましたが、LAのシェリーズ・マンホールでのライブ録音。
型番RS9487のORPHEUM盤。

エヴァンス中央、イスラエル左、バンカー中央奥。

「Isn't It Romantic」リラックスした演奏。ピアノが金属的な響き。少々指がもつれる。イスラエル落ち着いています。
「The Boy Next Door」『Explorations』に比較して随分と軽やか。ラファロほど饒舌ではないけどイスラエルもよく唄う。
「Wonder Why」エヴァンスらしい愛らしい曲。
「Swedish Pastry」バンカーが活躍。演奏に推進力を与えて三者一体で突っ走る。
「Our Love Is Here To Stay」ガーシュイン作。以降もエヴァンスよく演奏しています。ここではベース・ソロを大きくフィーチャー。
「'Round Midnight」少々崩れた「ラウンド・ミッドナイト」。でも雰囲気は崩さない。
「Stella By Starlight」エヴァンス愛奏曲。メロディがブチブチ切れる。
「Blues In ""F""」イスラエルズ作。ベースがメロディを踏んで大活躍。

全体に余裕が感じられます。イスラエルも馴染んでラファロ時代とはまた違った”落ち着き”をトリオに与えています。

それにしてもRS型番のこいつは盤質が悪いなあ。
プレスミスで小さい粒が盤面にあるし、
センターレーベルが中心を外して貼付けているので、見ているとゆらゆら動いて酔いそうだし
Run Offにはラベルの糊がはみ出して汚しているし。

音質は透明度があってとっても良いのに、残念。

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