LP:MV-2007(VERVE)[JPN]
好み ★★★★★★★
Recorded at Webster Hall,N.Y.C. ;September and October.1968
BILL EVANS,piano
Produced by Helen Keane
Recording Engineer,Ray Hall
Director of Engineering,Val Valentin
SIDE1
1.Here That Rainy Day
2.A Time For Love
3.Midnight Mood
4.On a Clear Day(You Can See Forever)
SIDE2
1.Never Let Me Go
1970年 日本グラモフォンから日本で最初の「Alone」が発売される
1971年 日本グラモフォンはポリドールに社名変更
1977年 ポリドールから型番もMV-2007からMV-2105に更新して再発
もしかしたら、1971年から1977年の間に旧型番MV-2007の「ポリドール盤」が存在するかも知れません。
ということで、「MV-2007 ポリドール盤」です!みーつけた!
ジャケットは、日本グラモフォン盤と同じゲートフォールド(Gatefold jacket)!
但しざらついた手触りではなく普通の厚紙ジャケット。
RUN-OFF
Side1 〄 MV-2007A K6 A-3-2
Side2 MV-2007B A-3-6
型番は同じ、MV-2007です。
センターレーベルのリム表示が違います。
MANUFACTURED BY NIPPON GRAMMOPHON CO.,LTD.JAPAN
日本グラモフォン盤 ¥2,000
MANUFACTURED BY POLYDOR K.K.,JAPAN
ポリドール盤 ¥2,300
聴き比べてみよう。
久しぶりの『Alone』です。とーっても感動しています。こんなに表情豊かだったっけ?
プロデューサーのヘレンは例によってよく計算しています。Side1は万人受けするように聴きやすい曲を並べました。ドラム・レスなのでモダン・ジャズ・ファン向けというよりポップス寄り。でもよく聴いてみるとカクテル・ピアノとは全く違う!音がシャープ!耳に痛い!
っで、Side2で勝負!
1曲のみ!14分28秒!「Never Let Me Go」by Jay Livingstone / Ray Evans
ポップソングで色々なジャズメンが演奏していますが、エヴァンスはテーマを変奏曲で挑戦!憂いのある切ないメロディを色々なバリエーションで繰り返す。このメロディは耳タコになります!
ピアノ・ソロ作品が珍しい時代の画期的名演!
多少高音がきつい印象がありますが、許す!
グラモフォン盤との違い?同じでした!